2024年3月に未経験からAWS SAA(SAA-C03)に合格しました。
全くAWSを触ったことがない状態から最短で合格したと思っているので、これから受験される方のためにどれくらいコスト(時間)がかかるか?の参考になれば幸いです。
なお、私が行った詳しい勉強方法は長くなるので別記事でまとめています。参考にしてください。
さらに試験当日の会場の雰囲気や受験環境に関しては下記の記事でまとめました。こちらも良ければどうぞ。
AWS SAA試験の難易度
AWS公式の位置づけでは最も初心者向けの試験である「Cloud Practitioner」に次ぐ難易度「Associate」に属しており、1年以上の実務経験がある方を目安としています。
Associateのランクには4つの試験が存在し、その1つがSolutions Associateです。
- AWS Certified Solutions Architect – Associate
- AWS Certified Developer – Associate
- AWS Certified SysOps Administrator – Associate
- AWS Certified Data Engineer – Associate
ですが私が実際勉強してみて、Solutions Associateは未経験者向けの試験だと感じました。
というのもSolutions AssociateはAWSの各サービスを広く浅く問う試験であり、
「サービスは使ったことないがどんな用途で使用するものかなんとなくわかる」という程度で解くことができます。
他のAssociate試験はAWSサービスの設定方法など経験者が有利となる問題が含まれますが、Solutions Associateは出題されるサービスが多い分そういった細かい内容は問われません。
経験者とはいえ全てのAWSサービスを使ったことがあるという人は少ないでしょうし、未経験者でも対等に受けられる試験だと思います。
AWS SAA C03試験勉強にかかった時間
私は未経験(AWSに会員登録もしたことがない状態)から3週間で合格しました。なお合格してからもAWSは触ったことがないです。
私の場合は会社の期限が迫っておりかなり短期集中で勉強したのですが、そのような切羽詰まっていない状況でも1か月程度あれば合格できる難易度だと思います。
先述の通り深い知識を問うというよりは、「このサービスを知っているか知らないかで差がつく」タイプの試験ですので、勉強時間をかけることよりも勉強方法を工夫することが重要だと思います。
おすすめは「本+WEB上の演習問題」です。
AWSのサービスは日々変化するので知らないサービスが無いようにするために、日々アップデートされるオンライン教材を駆使することがおすすめです。
未経験者はAWSとは何?といった基礎を本でパラパラ学習してから、本格的な試験対策を演習問題で進めていくことをお勧めします。
例えば下記のような専用のオンライン問題集の購入もおすすめです。
3000円で700問もついてくるので、こういったほかの商材も見比べてみてください。

私が行った詳しい勉強方法は長くなるので別記事でまとめています。参考にしてください。
AWS SAA試験にかかるお金は合計2.5万円
私が3週間の勉強の中でかけた金額を紹介します。
合計25,500円でした。
参考書:2,500円くらい
「AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト 改訂第3版 」

これは中古でもいいと思います。パラパラ読み飛ばす用です。
私は本屋で立ち読みして読みやすかったこの本を選びました。おすすめです。
オンライン演習問題:3,000円くらい
例えば下記の問題集などです。セールで9割引きとかになるので要チェックです。

【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
AWS SAA受験料 : 20,000円
24年4月に料金改定されており、私が受験したときは正確には15,000円だったのですが、今は20,000円になったようです。
こうしてみると受験料が一番高いですね。確実に1回で受かりたいです。

まとめ:SAAは1か月2.5万円で合格できる
未経験者からするととっつきにくい試験ですが(私がそうでした)、演習問題を繰り返すと解けるようになります。逆に経験者でも演習問題をやっていないと足元をすくわれるタイプの試験だと思います。
私のように「会社の昇進のために必要」でやむなく受けるタイプの人も多いかと思うので、できれば効率よく最短で資格取得したいです。
この記事を見て試験に興味を持った方は是非こちらの記事も参考にしてください。
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