私が2024年にAWS SAA試験(c-03)に合格した際の勉強ノートです。
今回はAWSのストレージサービスである、EBS、EFS、S3の違いについてザックリ理解するための内容です。
SAA試験レベルの要点をまとめているので、試験対策などにお使いください。
また勉強方法は下記の記事にまとめているので、よかったらそちらもご覧ください。
EBS EFS S3の違い
AWS SAA試験ではストレージサービスである、EBS、EFS、S3の使い分けを問われます。
しかしサービスごとにその機能を勉強しても、それらを使い分けるとなると整理が必要です。
「結局どう使い分けるのかわからない…」
「S3はバックアップ取れるけど、EBSは取れるのだっけ…」
これらの疑問を一掃するために、EBS、EFS、S3の比較表を作成し頭の整理をしました。
EBS、EFS、S3って何?という方は別記事で各サービスについてまとめておりますので、先にそちらをご確認ください。
この記事ではEBS、EFS、S3それぞれのサービス概要は把握しつつも、その違いがぱっと出てこない、という方向けとなります。
EBS EFS S3 比較表
EBS、EFS、S3のの違いについて、比較表形式でまとめています。
表は横スクロールできます。
特に蛍光ペンを引いている箇所が重要です。
EBS | EFS | S3 | |
保存 形式 | ブロック ストレージ | ファイル ストレージ | オブジェクト ストレージ |
特徴 | 高速 低容量 | ファイル形式 大容量 | 安価 大容量 高耐久 |
主な 接続元 | EC2 | オンプレ 各種AWSサービス | オンプレ 各種AWSサービス |
用途 | ルート ボリューム | NAS | 動画・画像等の コンテンツや アーカイブデータ |
バック アップ | ・Amazon DLM で自動バックアップ ・スナップショット ・ポイントインタイム ・マルチボリューム ・RAID1構成で冗長化 ・ミラーリング | AWS Backupが デフォルトで有効 | バージョニング機能 レプリケーション機能 |
暗号化 | ボリューム作成時に 暗号化 | デフォルトで有効 TLSにも対応 | デフォルトで有効 SSE-S3かSSE-KMS |
所在 | 同一AZ内 | 同一リージョン内 複数AZ | 同一リージョン内 複数AZ |
容量 | ~16TB 縮小不可 RAID0構成で拡張可 | ∞ (FSxは64TB) | ∞ |
容量UP | 自動 | 自動 | |
性能UP | ボリュームタイプ 変更 | パフォーマンスモード※ スループットモード 変更 ※作成時のみ | ストレージ クラスの変更 |
ライフ サイクル | Delete on Termination | ライフサイクル管理 | ライフサイクル ポリシー |
アクセス 制限 | マウント先EC2 | セキュリティGr IAM認証 アクセスポイント | バケットポリシー ユーザーポリシー ACL |
まず重要なのが、それぞれ用途が全く異なるということです。
・EBSはルートボリューム
・EFSはファイル保管
・S3はそれ以外の大容量データ
という覚え方です。
また表を見て、
「どんな機能だったか忘れてしまった…」
という方は下記の別記事で各サービスについてまとめておりますので、復習してみてください。
まとめ EBS EFS S3は比較表で覚えよう
今回はAWSのストレージサービスである、EBS、EFS、S3の違いについて比較表でまとめました。
SAA試験レベルの要点をまとめているので、試験対策などにお使いください。
以上
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